2006年08月22日

頭痛、頭重感と日常的な手当法

■医学では

頭痛の直接の原因は、脳に分布している毛細血管の血流が増して、そのために血管の圧が上がり、神経の興奮を抑えるセロトニンという物質の減少が元で起こるとしています。

それでその周辺を走っている神経の興奮が痛みとして感じるというのが医学的な所見とされています。

また頭痛慢性、急性、亜急性の三つに分ける分類方法があります。

急に起きる上に吐き気を伴うものの中には緑内障脳の血管障害(くも膜下出血など)が背後にある場合がありますので、日頃の生活的注意や医者での検査も大事です。

危険な場合としては脳腫瘍硬膜の下に血腫が出来ていることもあるそうですので慎重でないといけません。

亜急性のものでも、高熱、けいれん、意識障害、嘔吐、麻痺を伴うものもありますので背景を検査する必要もあります。

慢性の中には偏(片)頭痛、ストレス、過労、歯の痛み、眼の奥の痛みと連動しているものもあります。


■整体では‥‥

私の会員でも吐き気をもよおすほどの頭痛になる人もいました。

こういう人でもある程度お付き合いしていると、私も体の癖を知っているものですから肝臓や背骨を整えることで処理できています。

なかには腹部などの手術を経験されていて骨盤の動きが大変に悪くなっていて、

それが元で後頭骨のバランスと動きが悪くなって生理の前後に頭痛を起こしている人もいます。

首から上の症状というのは、それが目、鼻、耳、咽、脳のどの症状であっても、必ず首と腰に異常があります。

首には脳の血行や機能と関連した神経が頚椎から出ており、
この周辺の異常緊張が元で各症状を起こしているものです。

パソコン病としての頭痛眼の疲労のため交感神経系が興奮してそれが引き金となり、脳充血を起こしているのです。

またそのことに他の要素が重なっていると思われますので、全体をよく見なければなりません。


例えば、頚椎は同時に腕や指とも関連が深いので、

「糖尿→頚椎→腕の痛みや痺れ→眼の故障」といった長期間かけての連鎖がある場合もあります。

こういうケースでも早めに気づいて、体操や操法で腰や腹を整えることで腕の痛みや痺れ、首から上の症状改善に役立っています。

どうして腰や首が‥‥、という問題はここでは書くスペースがありませんが、痛みだけを取ろうとしても、治し方、処方が合わなかったり、他の病気との関連などの履歴があると難しいと思います。

お酒の飲み過ぎなどの急性の痛みでしたら、肝臓のあたりを整えると、急速変化を起こさなくても、一度吐いたり、下痢をしたりして後に直ぐ良くなります。

この場合排泄があった場合は一眠りして休むといいです。

薬などで痛みを止めると、体が異常を異常と感じて正常に反応する力を奪ってしまうだけでなく、体に毒素が残るので余計にお酒にかかわらず、毒に対して弱くなります。

ちなみに、突然の多量の薬品に対してというような毒は別問題ですが、

整体では生活的に自然に取り入れてしまう毒(酒、白砂糖、等)に対しても
それを避けなくても良いような体を考えていますので、あまり食べ物に規制をしていません。

日々パソコンなどで眼、肩、首、腕を緊張させている我々は頭痛予備軍として心得ておく必要があるかもしれません。



□ 慢性頭痛
● 脳が単純に充血しての急性の場合

胸椎5番といわれる処( ここは「 汗の重要中枢 」であり、耳や肝臓、脳下垂体前葉、生殖器とも関係している)の、

背骨の直ぐそば(指1本分)に緊張をみつけて柔らかに弛めると、それで解消するケースがあります。

この場合、前記のように汗の急速の冷え、耳、肝臓・胆のうの機能低下等の故障か、その治し方がうまくいかなかったアオリを受けている可能性もあります。

● 頭が重い場合

実際にこれは頭が重くなっているのです。血行不良があるわけです。

これは脳だけがそうなっているとは限りません。

何故かというと、脳とは直接関係無い腰の2番とか、背骨の11番という消化器の血行、全身の血行と関係している箇所を良くして解消することが多いからです。

要するに原因は色々ですが、循環器系の不良状態になっているのです。
11番にある緊張を押さえると腹部、生殖器、下肢に響いていくことがあります。

こういう背景があって、つまり消化器の負担から来る不全、
生殖器の血行不良からくる問題がおざなりになったためと、
首から肩にかけての萎縮や凝りが重なって頭が重くなっているケースであろうと思います。

一応、ご自分の他の症状や病歴などともあわせ考慮する必要もあります。
また、気になることがありましたら医者の検査を受けると良いと思います。




★ 手当て法としては


【 後頭部の蒸しタオル 】 注意!コンニャクやホットパックは代用しないで下さい。

ストレスや過労から来る睡眠不足、風邪の症状での場合、
後頭部の下首の付け根(頭が首にくっ付いているところ)へ蒸しタオルを行います。とても気持ちいいです。

酒の飲み過ぎでの頭痛の場合もここで治ることがありますが、一度気持ち悪くなって吐き気を催して、実際に吐いてから治ることがあります。

この場合、鳩尾を温めても同じような効果があります。

くれぐれも正しいやり方を守ってください。
行うこと自体は極めて簡単ですので。


【 足湯 】 やり方はこちら

一般に、首から上の症状には足湯が効果があります。頭寒足熱と申しますように遠隔的にバランスをとるこの方法の方が蒸しタオルよりもお奨めです。

整体を始めて間もないお母さんが娘さんの頭痛で足湯をしてあげたら、ドカドカドカと汗が出てスッキリ治ったことがあります。

脳の血行や機能の問題では肝臓や胆のう、腎臓の弱りがあると経験的には言うことが出来ます。

肝臓胆のうは眼の機能にとても関係しています。

でもこれは肝臓や腎臓の検査数値としての異常値がでるとは限りません。他の器官や内臓とのバランスが悪くて頭痛に影響していることもあるからです。

足湯や蒸しタオルは腎臓や肝臓機能に効果があることはあっても、害があることはありませんので安心して行なってください。


【 その他・バランスの大事さ 】

片側のひどい頭痛が生理の始めころに起きていた人がいました。

生理の時には左側の骨盤が開いてこなければならないのに逆に閉じていましたので、膝を使ってパタンとその左骨盤を開いたら即座に止まってしまったことがあります。

胸椎11番(ほぼ肘の高さに当たる)は生殖器の働きや血流と同時に全身を走っている循環系との関連、骨盤の傾斜とも関係しています。

臨床的にはこのようなバランス現象的なこともあります。

背骨周辺がどのようになっているか、これはレントゲンでは見えません。しかし手では確かめられるのです。

常識からしたらこういう話は不思議な感じがするかもしれません。

しかし、世の中には私たちが日常生活で使っている器具の部品作成の計測を指で百分の一ミリという単位でも確かめられる人もいるそうです。
最近はその会社に世界中から注文が入っているそうです。

私にそういう計測をしろといわれても出来ませんが、
手で調べられる範囲が実際にかなりあるのです。

私たちの見方は医学とは全然違います。
でも常に医者の判断も参考にさせていただいてます。

せっかく患ったり辛い思いをされるのですから、患う前よりも良い体に仕上げたいものです。

パソコン病はその人の体の状況によって現れる症状が違います。

細かくいうなら、まずどこをとにかく改善しなければならないかを見つけることが肝要だと言えるでしょう。

また、それよりも日常的に健康を気づかう注意が大切なのは言うまでもないでしょう。



posted by 由 at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┗頭・首≫ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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