2008年01月15日

蒸しタオルの害

蒸しタオルで眼の疲労や体の疲労をとり、

場合によっては症状の改善効果が期待できる、

しかも害がない!

そう書いておきながら、蒸しタオルの害を書くのは
ちょっと変と言うより矛盾があります。

しかし、最近「蒸しタオルの害」について
書く必要を強く感じています。

というよりも、書かねばならなくなってきました。


どういうことか?


このごろテレビで蒸しタオルを商品にしたコマーシャルをやっています。

どこの何という商品かを書けば営業妨害になるので書けませんが

とにかく蒸しタオルの効用の肝心な原理を度外視している。



なぜ、こうなるのだろうと悲しくなります。

本当に短絡的としか言いようがありません。

場所的に蒸しタオルの害があるのは頭のてっぺんです。

頭寒足熱という言葉通りで、頭頂を温めるのはよくありません。



まさか商品としての蒸しタオルを頭のてっぺんに当てる人もいないと思う。

問題は蒸しタオルが何故効用をもたらすか、
その原理をふまえた扱い方、

「 間断なく当て続けてはいけない 」

このことを全く理解していません。

実は、緩急をつけないで同刺激を続けることは
逆効果を引き出すことさえあるのです。



これは蒸しタオルだけでなくサプリメントでも大変顕著です。

NHKのラジオ番組「健康百話」で東北大学の坪野よしたか先生という
方が、次のことを話していました。

  一時期、癌の予防効果があるといわれたβカロチンは死亡率を
  高める効果がある。動脈硬化に効果があるといわれたビタミン
  Eは心筋梗塞心臓病を起こす効果がある。

  短期間小規模では良い効果のみのようでも、長期間大規模のデ
  ータをでは単一の栄養素だけを取りつづけると悪影響が出る。
  食べ物そのものから摂取するのは害がないのにです。

                     「世界保健機関の報告書」より




私達は「 効果がある 」この言葉に弱いです。

裏にコンプレックスがあるからです。

だから何かが効果があるとなると、

「さらに量を上乗せすればもっと効果があるのではないか」

「三日坊主を克服して持続すれば完璧な効果が期待できる」

そういう空想が働いてしまうのです。



確かに継続は力です。

しかし、それは何かに依存することの継続ではなく
自力を引き出すことの上でのはずです。

蒸しタオルが効くのはこの自力を引き出すからに他なりません。

あまり分厚くないタオルで4,5分温めたら冷めてくる。

冷めてきたら体にそのことに反発する働きが生じます。

そこで、蒸しタオルを作り直す。

温かさで寄り添い手助けし、力が付いて気力が出る、手を引く、
その小さなサイクルを繰り返す。

そうやって血管に運動性がついて弾力が増してくる。

蒸しタオルではなくこのことが効果の源泉なのです。



【 くれぐれも当てっぱなしにしないでください 】

このことは、蒸しタオルの注意点にこれが魔法に断り書きが
あるのと同じくらい大事だと書いておきました。



「蒸しタオルの温かさが何時間にもわたってあなたを芯から温めます揺れるハート

こんなコピーを聞けば使いたくなるのは当然と言えば当然。

しかし、何時間も当てていて、自力を奪われたからだが
一体どのような結果を引き起こしてしまうのか。

それを思うとTVコマーシャル見ただけで気分が悪くなる。

お金を払ってまで体をおかしくすることはないと思うのですが

皆さんはどう思われますか?

posted by 由 at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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